ラブロフ外相は、「アメリカ主導の有志連合は、シリア軍に対し『故意ではない』とする攻撃を頻繁に行い、テロリストに対してシリア政府軍が管理する戦略目標へ攻撃するようそそのかしている」と述べました。
また、ラブロフ外相は、「ロシア空軍とシリア政府軍の攻撃で、過激派組織『イスラム国』のシリアでの力が瓦解している」と述べた上で、米軍主導の有志連合の行動に憂慮を示し、「テロリストへの攻撃においてダブルスタンダードを取ることは、攻撃の効果を阻害するだろう」と指摘しました。
ラブロフ外相は、「武力だけでは中東と北アフリカ地域のテロリズムを根絶できない。テロリズムの根絶にはダブルスタンダードがあってはならない。ロシアは引き続き国際社会と共に、平和的・政治的対話によって中東と北アフリカ地域の危機と衝突の解決に力を尽くしていきたい」と強調しました。(玉華、謙)
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