米国のマティス国防長官及び北大西洋条約機構（NATO）のストルテンベルグ事務総長が27日、共に予告なくアフガニスタンを訪問しました。

　マティス国防長官及びストルテンベルグ事務総長はNATOが統括する国際治安支援部隊を視察した後、ともに、アフガンのガニ大統領と会談しました。会談後に開かれた共同記者会見で、マティス国防長官は「アフガニスタンに向けた米軍の追加派遣人数はまだ明確にされていないが、米国は今後も引き続き国際治安支援部隊により多くの手助けを提供していくだろう」との考えを示しました。

　また、ストルテンベルグ事務総長は「NATOは米国のアフガニスタンに対する新戦略を歓迎する」と述べ、反政府勢力であるタリバンに対して交渉のテーブルに戻るよう呼びかけたほか、アフガニスタンにおける国際テロリズムの撲滅を支援するため、NATOがこの先2020年までアフガニスタン軍に毎年10億ドルの援助を提供していくことを明らかにしました。（非、む）