王毅外相は18日、ニューヨークで開かれている国連総会への出席期間中、グテーレス国連事務総長と会見しました。

　席上、王外相は「世界が数多くの不確定かつ不安定な要素に直面する中、国連がより重要な役割を果たすよう期待している。中国は国連とのコンセンサスの下に、協力関係をさらに強化し、国連憲章の宗旨と原則並びに多国間主義プロセスの維持につとめ、開発問題により注力し、平和維持活動の実効性を高め、各種のグローバルな課題に効果的な対応をしていきたい」との考えを示しました。

　これに対して、グテーレス国連事務総長は「国連は中国の国際社会における地位及び影響力を極めて重視していると共に、平和維持活動や注目を集める問題への対処、気候変動問題への対応、そして、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施などの面で国際的リーダーシップを発揮していることを賞賛している。国連は中国との協力関係を密にし、現在の世界が抱えるさまざまな課題の解決のために共に努力していきたい」と述べました。（非、む）