イラン外務省は3日声明を発表し、「イランとサウジアラビアはそれぞれ外交使節団を派遣しあう。ただし、訪問先は元の大使館所在地のみとする」と示しました。これは、両国が2016年1月に国交を断絶して以来、初の相互訪問になります。

　イランメディアの報道によりますと、イラン外務省のガーセミー報道官は、「今回の相互訪問は、双方が結んだ二国間協定の一環である。訪問は聖地メッカで行われるイスラム教徒の大巡礼『ハッジ』が終わる4日以降になる」と明らかにしたということです。（ＲＹＵ、謙）