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イラン核問題を巡って、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国とイランは21日、オーストリアのウィーンで、イラン核合意合同委員会第8回会議を開きました。中国側からは、外務省軍縮局の王群局長が代表団を率いて参加しました。
王局長はその席上、「今回の会議はイラン核合意の締結2周年を背景に開かれた重要な会議だ。中国側は合意の全面的な履行を断固として支持していく」と合意を履行する意義の重要性を強調した上で、「現在の情勢下において、各方面は政治的な意志を確固たるものにし、義務を確実に履行し、意見の相違を適切に処理して、合意の全面的かつ効果的な実行を確保しなければならない。これは、国際社会の核不拡散システムの強化や、中東和平の促進、および多国間主義の維持にとって、重要な意義を持つことである」と指摘しました。
王局長はさらに、アラク重水炉改造プロジェクトの進展についての説明を行い、「中国側は核合意と各方面が達した共通認識に基づいて、改造プロジェクトのさらなる進展を推し進めていきたい」との考えを示しました。(洋、謙)
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