
1つ目は唐の玄宗皇帝が序文や注釈を付けて親筆した「石台孝経」です。
碑林博物館は、城壁に囲まれた旧城内の南門近く、閑静な場所にあります。その朱に塗られた厳かな正門をくぐり、道なりに右折してまっすぐ進むと、やがて瓦屋根の美しい建物群が現れます。正門のあずま屋風の建物には「碑林」と書かれた額が掲げられており、その中心に、大きな四角柱形をした碑が配置されます。これこそが、「石台孝経」です。この石碑は高さ5.7メートル、745年に玄宗皇帝が独特の隷書で書いたもので、内容は孝経(十三経の一つ、孔子と弟子の問答の形で孝行の道について述べている)に関する解説で、碑額の題字は皇太子李亨(後の粛宗皇帝)の書です。
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