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アフガン各界、米国のアフガン新しい戦略への異なる反応

2017-08-23 13:37:30     cri    

 アメリカのトランプ大統領は21日、アフガニスタン新しい戦略を発表し、米軍は現在アフガンからの撤退をせず、テロ取り締まりを今後の重点目標とすることを明らかにしました。これについて、アフガンの政府、学者、民衆はそれぞれ異なる反応を示しています。

 アフガニスタン大統領府は22日声明を発表し、新しい戦略に歓迎の意を表し、共通の安全脅威は米国とアフガニスタンの関係をより緊密に結びつけているとし、さらに、新しい戦略はアフガニスタン自身の安全能力の強化と国のさらなる安定に役立つとしています。

 アフガニスタンマシャール大学のシデック教授は、「アメリカの本当の目的はアフガンでその軍事力を引き続き保つことにある。アメリカが着眼しているのは南アジアにおけるアフガンの重要な位置と資源であり、しかしアフガンがここ17年に亘る反テロ戦争に陥っていることはアメリカの責任が大きい」と指摘しました。

 アフガンタリバンも22日声明を発表し、「新しい戦略の発表は米軍がアフガンで戦争を終わらせるつもりはないことを物語っている。米軍が一日でもアフガンに駐屯するならば、タリバンは引き続き戦っていく。米国はその軍隊の撤退を考えるべきだ。撤退しなければ、アフガンは早かれ遅かれ米軍の墓場になる」としています。(ooeiei、Kokusei)

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