外務省の華春瑩報道官は22日、フィリピンのドゥテルテ大統領がこのほど発表した「フィリピンは中国の侵略を受けていない」と示す立場について、記者の質問に回答しました。
『フィリピン商報』の報道によりますと、フィリピン最高裁のアントニオ・カルピオ判事が「中国がフィリピン領土に侵入する」と発言したことについて、ドゥテルテ大統領は21日、大統領官邸で記者会見した際、「フィリピンは侵略を受けていない」と反発したということです。
華報道官はこれについて、「中国はフィリピンを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)各国と連携することで、現在の良好な南海情勢が維持できることを期待している」とした上で、「フィリピン国内には、でたらめな指摘をすることで、中国とフィリピンの対立を引き起こそうとする人々が一部に存在する」と示しました。
(hj 謙)
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