ドゥテルテ大統領は24日に行った施政方針演説で、「フィリピンは独立した外交政策を実施し、主権の平等、相互尊重、相互不干渉の原則に基づき、全ての国と友好関係を発展させていく」とした上で、「フィリピンは対話やその他のメカニズムを通じて中国と非常に良い関係を構築し、両国間の緊張を緩和させ、南海問題をめぐる交渉の環境を改善した」と述べました。
これについて、陸報道官は「ドゥテルテ大統領は昨年10月に就任してから、中国との関係改善に向け積極的に取り組み、両国の関係を正しい軌道に回帰させた。この一年、両国の各分野における協力も絶えず成果を結び、ハイレベル交流も頻繁に行われ、政治信頼も深まっている。また、実務協力も急速に幅を広げ、海上安全をめぐる対話と協力も再開した。これは両国の国民に恩恵をもたらし、この地域の平和、安定と繁栄にプラスとなることだ」と高く評価しました。(鵬、む)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |