日本の敗戦日にあたる8月15日、旧日本軍による南京大虐殺の犠牲者を悼み、世界平和を祈る「2017年南京国際平和集会」が南京大虐殺犠牲者記念館で行われました。
集会では、南京の合唱団により、平和への願いと戦争の反省を込めた「平和の花――紫金草」「平和の祖国」の2曲が歌われました。
その後、同記念館と共に21年間にわたって毎年8月15日に南京で平和集会を開いている日本の民間友好団体「神戸・南京をむすぶ会」が花輪を捧げました。
「神戸・南京をむすぶ会」の代表、宮内陽子氏は「日本人として、ここに立って平和を誓うことができてよかった」と述べました。
また、記念館の張建軍館長は「平和は行動で守る必要がある。あの痛ましい歴史を記念することを通じて、今日の平和を大事にし、共に未来に目を向けようと呼びかけるために、この集会を開いている」と語りました。
集会に参加したパキスタン人留学生のアリ・カディル氏は「歴史を銘記してこそ、平和を大事にすることができる」と話しました。(鵬、謙)
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