同報告書によれば、2006年から2015年までの中華圏の企業グループの株主資本利益率(ROE)は7%以上に達し、米国の0.6%、イギリスの3%、ドイツの-1.0%と日本の-1.7%を大幅に上回りました。また、この10年間に、世界の企業上位500社に含まれる中華圏企業の数は約6倍に増え、平均売上高は倍増しました。
中国の経済成長の減速や、市場の「新常態(ニューノーマル)」への突入に伴い、中華圏の企業グループも様々な課題を抱えています。しかしその一方で、業務革新やコンシューマーサービス、技術開発などの分野における伸びしろは依然として大きいとも分析されています。
BCGはまた、英フィナンシャル・タイムズ紙と共同で、中華圏の企業に勤める約500名の高級管理職を対象にアンケート調査を実施し、中華圏の価値創造力の高い企業上位20社を発表しました。平安や華潤、テンセントなどの企業がランクインしています。(ZHL、謙)
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