科学技術省が主導する「知能ロボット重点プロジェクト」が、このほどスタートしました。

　中国は4年連続で、世界最大の産業ロボット市場となっています。2017年上半期の国産ロボットの生産台数は5万9097台で、前年同期比52.3％増えています。業界関係者は「現在、中国のロボット、特に産業用ロボットは主に中級品や低級品のものに集中している。重要部品とコア技術は依然として少数の海外企業に握られている」と説明しました。

　専門家はまた、「2020年には国産の産業用ロボットの販売台数は15万台に、保有台数は80万台に達する見込みだ。次世代ロボット情報技術はその時期に、急激な発展をするだろう」と予測しています。（殷、謙）