20170728news6
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国連のグテーレス事務総長は27日、報道官を通じて声明を発表し、東エルサレム旧市街の情勢緩和に対し歓迎の意を表明しました。
グテーレス事務総長はその上で「関係各側には、引き続き対話を行うことで相互信頼の雰囲気を作り上げていってほしい」と述べました。
今月14日に、ユダヤ教とイスラム教の聖地「神殿の丘」(イスラム教呼称:ハラム・アッシャリフ)でイスラエル人警官2人が射殺されたことを受けて、イスラエルは、この聖地の入り口に金属探知機を設置しました。これに反発したパレスチナ人が抗議活動を行い、双方の衝突によって少なくとも10人が死亡し、500人以上が負傷しました。その後、25日からイスラエルが金属探知機の撤去を開始したことを受けて、27日、エルサレムのムフティ(パレスチナのイスラム教指導者)、ムハンマド・フセイン師は「『ハラム・アッシャリフ』に設置された金属探知機に反対するイスラム教徒の活動は終息する」と発表しました。(任春生、謙)
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