国連安保理は19日、ニューヨークの本部でアフリカにおける平和と安全能力の構築をめぐって公開討論しました。中国の劉結一国連大使は席上、「一帯一路」の枠組み内でアフリカ諸国と協力し、アフリカの平和と安全能力の構築を支援するという中国の立場を明らかにしました。
アフリカにおける平和と安全能力の構築について、劉大使は「これは国際社会の共通した利益に合致し、安保理の責任でもある」と強調し、「アフリカは平和と安全分野において多くの課題に直面している。一部の国では衝突がよく発生している。しかし、アフリカは衝突を解決し、平和と安全を維持する力が余りない。一方、アフリカ連合(AU)の平和維持活動も財政、装備・技術、管理能力などの制約を受けている」と分析しました。
また、劉大使は「国際社会はアフリカの平和と安全能力の構築に力を入れ、国連とAUの協力パートナー関係を絶えず完全なものにし、AUが進めている和平維持活動を大いに支持し、アフリカにおける衝突発生の源を徹底的に解決するべきだ」と強調しました。(殷、kokusei)
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