外務省の陸慷報道官は27日の定例記者会見で、「中国と東南アジア諸国連合（ASEAN）の共同努力により、双方の関係は速度重視の成長期から質重視の成熟期へ進んでいる」と述べました。

　陸報道官は、「中国は一貫してASEANとの関係を高く重視し、外交の優先的な対象としている。ASEANは2017年に設立50周年を迎え、2018年には中国との戦略パートナー関係構築15周年を迎える。共同の努力により、双方の関係はスピーディーな発展の成長期から質向上の成熟期へとまい進している」と示しました。

　陸報道官はまた、「王毅外相は双方関係の発展に3つの方向を示した。１つ目は、中国・ASEAN関係が未来に着目し、新たな段階にまい進すること。2つ目は、東アジアの協力がチャンスをつかみ、新たな未来のビジョンを築き上げること。3つ目は、南海問題が干渉を排除し、前向きな情勢を保つことである」と話しました。（RYU、謙）