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「ASEAN+3」20周年 協力拡大を期待=外務省

2017-06-23 19:18:31     cri    
 外務省の耿爽報道官は23日、北京で行われた定例記者会見で、「中国は『ASEAN+3』協力を高く重視しており、積極的に支持し、関与している。今年は、東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国と中国、日本、韓国の3カ国を加えた『ASEAN+3』協力20周年を迎える年だ。この節目を契機に、各参加国共に関与を拡大、『ASEAN+3』の枠組み内での財政、金融など重点分野における協力を強化し、東アジア経済共同体の建設を推進していきたい」と述べました。

 また、外務省はこの日、第15回東アジアフォーラムが6月29日から7月1日にかけて、湖南省長沙市で開催されることを明らかにしました。ASEANと中日韓の政府や産業界、学術界からの代表やASEAN事務局の代表らは、「『ASEAN+3』協力20周年――東アジア経済共同体に邁進する」をテーマに、踏み込んだ討議を行うことが予定されており、中国からも劉振民外務次官がミッションを率いて出席することが予定されています。

 耿報道官は更に、「『ASEAN+3』協力は東アジア協力の主なルートであり、東アジア経済共同体を建設する主な枠組みでもある」としたうえで、「『ASEAN+3』協力の枠組み内において、財政、金融や農業、貧困撲滅などの分野における協力を深化し、生産能力やメディア、観光など新たな成長分野を切り拓いていきたい」と期待を寄せました。(藍、む)

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