朝鮮の「労働新聞」と「民主朝鮮」は15日と16日、それぞれに論評を掲載し、韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領がドイツ訪問期間に発表した朝鮮半島の和平構想について論じました。

　文在寅大統領が発表した離散家族の対面やスポーツ、文化交流等に関する提案について、論評は「朝鮮政府は、北南間のスポーツや文化交流及び人道主義上の協力について否定をしているわけではなく、こうした面の協力はいかなる時期にあっても中断してはいけないと考えている。北南関係の根本的改善は全民族の共通した願いであり、その第一歩は自ずとして北南間の政治や軍事面における対抗状態を解消することであろう」と強調しています。（非、む）