中国国家国防科学工業局と中国国家宇宙航空局（CNSA）が1日午後、衛星ロケット「長征5号遥2」に推進剤を注入し、2日に発射予定であることを明らかにしました。

　「長征5号遥2」は、「長征5号」衛星ロケットプロジェクトにおいて2番目に発射されるロケットです。発射後には、18号衛星を予定の軌道に送り出す計画です。

　「長征5号」は中国で搭載能力の最も大きい衛星ロケットで、中国の衛星ロケットの科学技術やイノベーションの最高水準を表しており、衛星ロケット分野における進化を示す一里塚ともなりました。なお、去年11月3日には、中国の文昌航天発射場で初めてとなる打ち上げが成功しています。（藍、星）