李克強首相は、夏季ダボス会議の出席期間中に大連を視察し、遼寧省自由貿易区を訪れて改革進捗状況を聴取しました。
その際、李首相は「東北地方は工業基盤がしっかりしている上、資源がとても豊富である。今は自由貿易区というプラットフォームができており、今後のカギとなるのは、改革開放の中身をさらに充実させ、東北の工業拠点を発展させる新たな原動力になることだ」と語りました。さらに「今後各種企業により良い商業環境を作り出し、より多くの国内資金や外資を東北地方の投資誘致に促すために、供給側の構造改革を軸にして、制度的な交易コストを削減しなければならない」と強調しました。
このほか、李首相は80年の歴史を持つ大連の大型国有企業「氷山グループ」や、メモリチップを生産する外資企業「インテル大連工場」などを視察しました。
視察後、李首相は「遼寧省が習近平同志を核心とする党中央の指導の下に、党中央及び国務院の東北地方などの古い工業拠点を振興させる政策に基づいて、改革開放やイノベーションに力を入れていくことに期待する。そして、難関を乗り越えて、東北振興の新しい局面を切り開くことを望む」と述べました。 (非 星)
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