24日と25日の両日、王毅外相がアフガニスタンとパキスタンを訪問したことについて、26日に行われた中国外務省の記者会見で、耿爽報道官は、「積極的な成果を得た。アフガニスタンとパキスタンは互いに善意を示しあい、関係改善にむけて重要な一歩を踏み出した」と評価しました。

　今回訪問の目的について、耿報道官は「一つは中国の指導者が、アフガニスタンとパキスタンとそれぞれ達した重要な共通認識を実施し、中国とアフガニスタン、中国とパキスタンの関係が新たな進展を遂げることを推進していく。二つ目は、両国の指導者の求めに応じ、また、中国の指導者の指示に基づいて進めた今回の訪問で、主に双方の意見を聴取し、実際状況を把握する。また、できる限りの力で、両国関係を改善するとともに、アフガニスタンの和平プロセスを推し進めていく」と紹介しました。また、耿報道官は、「中国は他国の内政を干渉せず、自国の意思を他国に押し付けない。一方、必要な時に、援助の手を差し伸べる」という中国政府の立場を示しました。（朱　KOKUSEI）