これは、記者からの「BRICS国家の成長に疑問を持ち、『この五カ国の間に格差がある』という世論の声もある。これをどう考えるか」という質問に対して、王外相が答えたものです。
王外相はその際、「国際通貨基金(IMF)の統計によると、この10年間、BRICS国家の経済総量が世界経済に占める比率は12%から23%にまで増加した。世界経済への貢献率も絶えず増大し、50%を超過した」と示した上で、「現在、世界経済は低迷を続けている。それはBRICS国家も例外ではなく、他の国と同様、試練に直面している。しかしBRICS国家の経済発展には勢いと将来性がある」と指摘しました。
王外相はさらに、「BRICS国家のメカニズムの確立は歴史的使命であり、人類の発展の方向を示している。これは世界の安定や、国際社会の民主化と多極化、発展途上国の正当な権益を維持する上で有意義なものだ」と強調しました。(藍、謙)
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