王外相は席上、「今年はBRICS国家にとって2つ目の十年始まりとなる年であり、中国がホスト国を務めることとなった。中国は他の四ヵ国と共に、政治安全、経済金融、人材文化交流といった協力の三大支柱を強固にし、充実させ、新たな分野における協力を積極的に切り開き、BRICS国家協力により多くの成果を実らせるよう後押しし、BRICS国家の2つ目の『黄金の10年』をスタートできるよう努めたい」と述べました。

　王外相はまた、BRICS国家首脳の第9回会合を9月に厦門で開催することを明らかにし、「これは先人の跡を引き継ぎ、将来の道を開く重要な会合であり、BRICS国家協力の今後の発展に大きな影響を与えるものとなる」と強調しました。

　外相会合では、５ヵ国の外相が過去10年の協力の成果と経験を総括し、BRICS国家協力の今後の発展、および目下の国際情勢並びに注目を集める話題について議論を展開、『BRICS国家外相会合プレスコミュニケ』の発表を以って閉会しました。（ヒガシ　む）