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香港系シンクタンク、21世紀海上シルクロードによる海上協力呼びかけ

2017-06-12 15:59:49     cri    

 国連初の「海洋会議」が現地時間9日にニューヨークで閉幕、閉幕大会では、香港系シンクタンク「中華エネルギー基金委員会」の何志平常務副主席兼秘書長が、「各国が"21世紀海上シルクロード"を通じて国際海上協力の場を立ち上げ、グローバルな"ブルーエコノミー"の成長を共に推進していこう」と呼びかけました。

 何氏は「人類社会における化石燃料の3分の1が海底での掘削により取得されたものだ。これに、"海洋エネルギー"と、近年ブレークスルーを見せたメタンハイドレート技術を合わせれば、海洋エネルギーは今後、低炭素経済を推進する上での最良の助燃剤になると見られている。しかし、海洋資源に一番恵まれている島国の多くは発展途上国であり、領土面積が狭い上、産業モデルも単一で、開発技術の立ち遅れや、人材と資源の不足などの制約を受け、経済発展が停滞しており、ニューエネルギーの技術開発になかなかリソースが投入できない。そのため、海洋エネルギーの発展がいまだ理論的な段階にとどまっている」と指摘しました。

 その上で、何氏は「中国が提唱する"21世紀海上シルクロード"は大陸国家や島嶼諸国に自らが"運命共同体"に身を寄せていることを気づかせてくれる構想だ。対話し、協力し、互いに優位性を生かしあってこそ、海洋経済と海洋エネルギーの巨大なポテンシャルを解き放つことにつながり、それにより世界のエネルギーの安全が確保され、持続可能な輝く未来を実現することができる」と強く訴えました。(Yan、む)

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