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外務省、G7声明が触れた東海・南海問題に意見

2017-05-28 15:02:50     cri    

 外務省の陸慷報道官は28日の記者会見で、イタリアで開かれたG7(主要7カ国)首脳会議が発表したコミュニケが東海と南海の問題に触れたことについて、「中国はこの件を注視している。G7は国際法を口実に、東海と南海の問題について好き勝手に言っている。このことに強い不満を覚えている」と、中国政府の態度を示しました。

 陸報道官は、「中国の東海と南海の問題における立場は、一貫して明確である。関連する争議は、当事国間の交渉による適切な調整によって解決するよう、従来取り組んできた。また、各分野における協力を推し進めることや、東海と南海の平和安定の共同維持、航行の自由および航路の安全のために力を入れてきた」と強調しました。

 さらに、G7と域外の国に対して、「現状を見極め、関連問題で立場を示す承諾をしないよう望んでいる。また、域内諸国が争いをコントロールするために払ってきた努力を十分に尊重すべきだ」として、無責任な言論を止め、地域の平和と安定のための建設的な役割を発揮するよう求めました。(朱、謙)

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