汪洋副首相は25日、農業科学院を視察した際、「科学技術は現代農業の発展にとって決定的な力である。革新駆動型発展戦略を真剣に実施し、農業技術の研究開発と普及を強化していく。科学技術の革新によって農業の供給側構造改革を牽引し、農業の現代化を加速していく」と強調しました。

　今年は、農業科学院の設立60周年に当たります。この60年来、農業科学院は農畜品種の選抜育種の改良、動植物の疫病の予防と抑制、農業技術の普及などの面で多くの成果を作り上げ、農業の発展を強力に支えてきました。

　また、汪副首相は、「現在、農業と農村の発展は新しい段階に入っている。質にこだわり特色ある農畜産品の品種改良を大いに進め、環境にやさしく効率の高い技術と農産物の高付加価値加工技術を開発していく。そして、農業コストの節約とエネルギー消費削減、モデルチェンジ・グレードアップ、品質向上と効率増強を促進していく。また、農業技術の革新を奨励するメカニズムを整備し、農業技術者の技術開発に対する積極性と創造性を十分に呼び起こしていく」と述べました。（玉華、keiko）