20170516news6
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ドイツのメルケル首相は15日ベルリンで、新しく就任したフランスのマクロン大統領と会談しました。両首脳は、欧州連合(EU)の改革に関する共同ロードマップの早期策定について協議し、イギリス離脱以降のEUの団結と発展の方向を明確にしたほか、7月に閣僚級協議を行うことで一致しました。
マクロン大統領は15日、慣例に基づき、隣国のドイツを訪れました。ドイツ首相官邸が発表した声明によりますと、メルケル首相はマクロン大統領と信頼に満ちた友好的かつ緊密な協力を展開することに期待を寄せ、マクロン大統領との会談及び協力によって、EUに新たなプラスエネルギーと原動力を注ぎたいということです。
マクロン大統領はこのほど、EUとユーロ圏の改革について自らの見解を述べましたが、その一部はドイツ側の見解と食い違っています。15日の会談後、ドイツ政府側は、「メルケル首相とマクロン大統領は中期的に、EUの改革に関するロードマップを策定することで見解の一致を見た。このロードマップはイギリスのEU離脱に対応するものではなく、残りの27カ国がいかにEUとユーロ圏が直面する危機を乗り越え、協力を深めていくかという問題を解決したいことにある」と強調しています。(Lin,Kokusei)
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