第6回中日財務対話が6日横浜で開催されました。日本の麻生太郎副総理兼財務相と中国の肖捷財政相が共同で対話を主宰し、中日両国の財務省及び中央銀行の幹部らが参加しました。

　両財務相は、「中日財務対話が双方にとって重要な意義を持つものであり、両国のマクロ経済情勢及び政策における意思疎通の深化と、金融分野における協力の強化に貢献するものだ」という見解で一致しました。その上、両国は「関連のマクロ経済政策の交流と相互参考」により、両国経済の構造転換を積極的に行っていく必要性を認識しました。さらに「マクロ経済政策における意思疎通及び協力を強化するとともに、国際経済・金融にかかわる主要な問題における協議を継続する」というコミットメントを再確認しました。

　双方はまた、「金融分野における実務的な協力をさらに深化し、金融協力を拡大し、並びに両国の経済、貿易及び投資の分野における協力を支援する」必要性を強調しました。

　両財務相は、5日に開催されたASEAN＋3財務大臣・中央銀行総裁会議、中日韓財務大臣・中央銀行総裁会議が成功裏に開催されたことを歓迎し、今後も両国が緊密に連携することを確認しました。その上、来年、第7回中日財務対話を中国で開催することに合意しました。双方は、互いに関心を持つ事項に関する共同研究を展開し、その結果を財務対話に報告することにも合意しました。（Yan、Kokusei）