フィンランドを訪問中のロシアのラブロフ外相は4日、フィンランド南部の都市、ポルヴォーで、「プーチン大統領が米国のトランプ大統領と会談する計画はまだない」と発表しました。
ラブロフ外相は同日、ポルヴォーでフィンランドのティモ・ソイニ外相と会談を行いました。会談後の記者会見でラブロフ外相は「ロシアはどの国とも良好な関係を築きたい。だが、これは相互尊重に基づく関係発展であるべきだ。米国はプーチン大統領とトランプ大統領の会談実現を推進する意向があれば、ヘルシンキが相応しい会談の場所だ」と述べ、さらに「両首脳は今年7月にドイツのハンブルクで行われるG20首脳会議の時に面会する可能性がある」と話しました。
また、ラブロフ外相とソイニ外相はロシアとEU(欧州連合)の関係にも触れました。ソイニ外相は「ロシアはウクライナ停戦に関するミンスク協定を履行しなければ、EUとロシアとの関係発展は難しい」と指摘しました。(ミン・イヒョウ Kokusei)
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