会員登録

国連安保理、朝鮮核問題をめぐる閣僚級会合を開催

2017-04-29 13:50:53     cri    

 国連安全保障理事会は28日ニューヨークの国連本部で、アメリカのティラーソン国務長官が議長を務め、朝鮮の核開発問題に関する閣僚級会合を開きました。

 国連のグテ―レス事務総長はまず朝鮮半島に関する情況を説明し、「2016年1月から、朝鮮は核実験を2回行い、弾道ミサイルを30回以上発射し、安保理の関連決議を厳重に違反した」と述べ、朝鮮半島の緊張情勢がエスカレートしつつあることに深い懸念を示し、朝鮮が国際義務を順守すべきであり、国際社会も情勢緩和に向けて力を入れなければならないと指摘しました。

 アメリカのティラーソン国務長官は、国際社会がいまにも効果的な措置を講じなければ「破滅的」な結果をもたらすと警告すると同時に、今後の行動について、①安保理決議で定めた対朝鮮制裁措置の完全履行、②朝鮮の核・ミサイル開発を支える資源獲得ルートの切断、③金融面で朝鮮を孤立させることを各国に求めました。

 中国の王毅外相は「中国は、半島非核化の堅持と1953年朝鮮戦争終結後の停戦メカニズムから平和メカニズムへの転換という解決策を打ち出した後、最近、朝鮮半島情勢の変化に伴って、さらに朝鮮による核・ミサイル開発活動の一時停止と米韓による大規模な軍事演習の一時停止という提案を行った。このような解決策はますます多くの国に理解され、支持を得ている」と述べた上で、国際社会が朝鮮半島の核拡散防止に努めると同時に、平和解決に向けた協議の再開を促す必要もあると強調しました。(ZHL、Kokusei)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS