国家発展改革委員会は26日、2017年版の「中国産業発展報告書」を公表しました。

　報告書は「産業大国の中国は産業がハイエンドレベルに向かい、産業強国を実現する基礎条件と戦略的機会を有するようになった。改革開放から30年以上の発展を経て、我が国は比較的完全な工業システムと大きな製造能力を持つようになり、国連統計委員会による『全経済活動に関する国際標準産業分類（ISIC）』の全産業を保有する唯一の国である。ここ数年、我が国の技術進歩が速く、先進国との差が縮小し、国家のイノベーション競争力は主要20カ国・地域（G20）の『第二陣営』に入り、高速鉄道、原子力発電、通信設備、知能型電力網などの産業は核心技術を把握し、有人宇宙飛行、月探査プロジェクト、スーパーコンピューター、有人深海探査、量子通信など戦略的先端技術分野で大きな成果を収め、科学技術イノベーションは先進国のレベルに接近し、一部分野では世界のトップレベルに達している」としました。

　（ジョウ、kokusei）