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人民銀、SDR使用拡大への役割発揮を希望

2017-04-22 13:09:13     cri    

 中国人民銀行の易綱副総裁は21日、人民銀行は国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の使用において、より大きな役割を果たしていきたいとの考えを示しました。

 易副総裁はこの日、「2017年IMFと世界銀行春季会議」の中のフォーラムで、国際社会は当面の国際通貨システムの枠組みを見直し、より健全で、より効率的な方法で危機に対応し、SDRの役割を拡大するべきであると呼びかけました。また、2016年に人民元が正式にSDRバスケットに加わって以降、SDRが価格評価、市場取引、国際準備高などの面で遂げた進展を紹介しました。

 易副総裁は、「中国人民銀行はドル、SDRと人民元建ての外貨準備高と国際収支データを公表するようになっている。また、世界銀行などの金融機関も中国の銀行間債券市場でSDR建て債券を発行しはじめている」と述べた後、「今のSDR市場には十分な流動性が足りず、エクイティ・ヘッジのコストが依然高いことから、市場のインフラ施設をさらに整える必要がある」と指摘しました。(Lin、謙)

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