「一帯一路」協力メカニズムは、現存の二国間と多国間協力メカニズムを活かして「シルクロード経済ベルト」（一帯）と「21世紀海上シルクロード」（一路）の建設を推進して地域協力の発展を促します。　そして、二国間協力を強め、多重と多ルートの意思疎通と協議を行い、二国間関係の全面的な発展を促進していきます。

　また、多国間協力メカニズムの役割を強化させ、上海協力機構（SCO）、中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）（10＋1）、アジア太平洋経済協力（APEC）、アジア欧州会合（ASEM）、アジア協力対話（ACD）、アジア相互協力信頼醸成措置会議（CICA）、中国・アラブ諸国協力フォーラム（CASCF）、中国・湾岸協力会議（GCC）戦略対話、大メコン圏（GMC）経済協力、中央アジア地域経済協力（CAREC）など現存の多国間協力メカニズムの役割を活用し、域内諸国間の意思疎通を強め、「一帯一路」建設へより多くの国と地域の参加を図ります。

　さらに、「一帯一路」関係国・地域及びサブ地域の国際フォーラム・展覧会および博鰲アジアフォーラム、中国・ASEAN博覧会、中国・ユーラシア博覧会、欧州・アジア経済フォーラム、中国国際投資貿易商談会、中国・南アジア博覧会、中国・アラブ諸国博覧会、中国西部国際博覧会、中国・ロシア博覧会などのプラットホームの建設的な役割を活かしていきます。

　（ジョウ、keiko）