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長野の中日友好関係者ら、中国大使館で桜を鑑賞

2017-04-08 15:37:57     cri    

 東京都港区にある駐日中国大使館の庭園には、国交正常化40周年の折に長野県から寄贈された1本の枝垂桜が植えられています。駐日大使館ではそれから毎年、観桜会が開催されてきました。

 4月6日に、第6回となる観桜会が開かれました。長野県からは、県庁のほか松本市など4市の代表と、松本日中友好協会などの6団体の、総勢87名が参加しました。中国大使館の代表も含めると合わせて100人近くが桜の下に集い、友好を語り合って、親交を深めました。


程永華大使

 程永華駐日本大使は歓迎の意を表し、阿部守一長野県知事をはじめ、長野県で友好活動に励んできた各中日友好団体の活動を賞賛し、感謝の意を表しました。また、過去に冬季五輪を主催した経験を活かして展開したスポーツ交流や、経済交流、人員交流などの分野で中国の地方と実のある協力が進められてきたことを高く評価しました。


中島恵理副知事

 これに対して、長野県の中島恵理副知事は、「顔の見える関係作りが大事だ」と強調し、今後も青少年交流、スポーツ交流などの民間交流をより一層盛んに行っていく意向を示しました。また、「寿命が長い枝垂桜のように、双方の交流が進み、美しい花を咲かせたい」と述べました。


郭燕公使

 中国大使館の郭燕公使は挨拶の中で、「中日関係が困難な局面に直面していたにもかかわらず、皆さんが友好の信念を貫き、粘り強く交流を促進してきたことを高く評価したい」として、感謝の意を表しました。また、両国友好の土台が民間にあることを強調し、河北省と積極的に友好を続けてきた長野県各界に対し、「人的交流を盛んに行い、友好の後継者を育成してほしい」と激励しました。


相澤孝夫松本日中友好協会会長

 松本日中友好協会の相澤孝夫会長は、「毎年大勢の人々が、この観桜会に長野県から参加している。これは、日中友好を更に深め、交流を広げようとする県民の情熱の表れだ」と強調し、「日中の交流促進の一環として、観桜会を続けていければ」と期待を寄せました。


西田節夫松本日中友好協会理事長

 答礼の挨拶では、松本日中友好協会の西田節夫理事長が、大使館とのこれまでの交流を振り返って感謝の意を表し、官民一体の交流促進、次世代を担う後継者の育成の重要さを強調しました。(文責、撮影:李軼豪東京特派員)

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