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米国務長官「朝鮮への『戦略的忍耐政策』は終わった」

2017-03-18 14:41:20     cri    

 韓国を訪問中のアメリカのティラーソン国務長官は17日ソウルで、「朝鮮への『戦略的忍耐政策』はもう終わった。朝鮮に核開発を放棄させるため、可能な限りの選択肢を考えるつもりだ」と述べました。

 ティラーソン国務長官はこの日、ソウルで、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と合同記者会見に出席し、「朝鮮は、核兵器と弾道ミサイルの開発を放棄することで初めて、政治的安全と経済繁栄の未来を迎えられることを自覚すべきだ」とした上で、「軍事衝突は望んでいない。しかし万が一、朝鮮が韓国と在韓米軍に脅威をもたらすことがあれば、対応措置を講じていく」と述べました。

 また、尹外相は、「韓米の目標は不変だ。それは、国連の決議案に基づいて、全面的で、査察可能な、不可逆的な方法による朝鮮の核開発放棄を実現させていくことだ」と語りました。また、新型迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備について、「次期政権では、なんとしても外交と安全保障の一貫性を保たなければならない」と述べました。

 ティラーソン国務長官の朝鮮半島政策に関する発言は、韓国で論争を巻き起こしています。韓国の最大野党・自由民主党は、「朝鮮半島の軍事的緊張を招くいかなる措置にも反対する」と表明し、朝鮮に圧力を加えるとともに対話を展開することの重要性を強調しました。(玉華、謙)

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