アメリカ国務省のスーザン・ソーントンアジア太平洋地域副長官は13日、「ティラーソン国務長官がまもなく開始する初の中国訪問は、建設的で、成果に富む米中関係の構築になることを注目している」と述べました。
ティラーソン国務長官は米国時間14日に出発し、日本、韓国、中国を歴訪します。18日からは中国訪問を開始します。ソーントン副長官は、「ティラーソン国務長官は中国の習近平国家主席、李克強首相、楊潔チ国務委員、王毅外相らと会談を行う予定だ」と明らかにしました。
また、ソーントン副長官は「ティラーソン国務長官の今回の訪中は、両国の指導者の将来的に可能な会合に向けて条件を創出することが期待される。アメリカと中国は今後も引き続きハイレベルの往来を保っていく。今回のティラーソン国務長官の訪問は、両国が直面する様々な課題、貿易と投資を含む協力の分野などについて、中国側と話し合うことになる」と述べました。
さらに台湾問題について、ソーントン副長官は、「アメリカの指導者は電話会談でも、一つの中国を堅持する政策を改めて強調した。今期政権の一つの中国の政策は、キッシンジャー氏が国務長官を務めていた時から今までのいずれの政権とも同様で、両国の3つの共同コミュニケの基礎の上に立てられたものだ。この点はいかなる疑いもない」と強調しました。(玉華、星)
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