今年は中日国交正常化45周年に当たります。この重要な節目の年に、中日関係はどのような動きを見せるのでしょうか。そこで、政治協商会議の委員も務める程永華駐日大使が会議で北京に滞在しているため、中日関係について話を伺ってみようと思いました。しかし、程大使のスケジュールはわからないままで、「とにかく行ってみよう」と、ある意味「運任せ」の取材に出かけました。
政治協商委員らは、業種によっていくつかのグループに分けられていて、全体会議のない日は、宿泊先のホテルで会議などをしています。程大使は対外友好関係者グループに所属しています。同グループが泊まるホテルに着いたのは午前11時頃でした。もうすぐ昼食の時間になるから、きっと食堂に集まってくるのではないかと思い、食堂の外で「待ち伏せ」していました。そして12時ごろになると、私の予想通り、本当に程大使が来ました！すぐに飛び出していき、自己紹介をしました。程大使は私の訪問理由を聞くと、二つ返事で引き受けてくださいました。
程大使は2010年2月から駐日大使として着任し、今まで最も任期の長い駐日中国大使です。いい意味で役人という雰囲気を全く感じさせず、非常に気立ての良い方だと実感しました。程大使は言葉の表現力が豊かで、筋道がはっきりしており、知恵に富んでいて、中国語と流暢な日本語で、中日関係や国交正常化45周年の記念イベントの予定、政治協商会議委員としての責任の履行などについて、一つひとつ丁寧に答えて頂きました。
それでは、程大使の独占インタビューをご覧ください。（李陽、星）
