6日午後、中国共産党中央台湾弁公室、国務院台湾弁公室の張志軍主任(閣僚級)が、第12期全国人民代表大会第5回会議台湾代表団の政府活動報告の審議の場に出席しました。会議後、記者のインタビューに対して、張主任は「2017年、両岸関係の不確定性とリスクが上昇している。とりわけ、『台湾独立』を唱える勢力が行動を起こそうと企んでいる。台湾の各界には、大陸側とともに『台湾独立』に反対し、『台湾独立』を抑制するための鉄の壁を共に築いてほしい」と語りました。
張主任は「我々は引き続き一つの中国の原則を体現する『九二共通認識』を堅持し、あらゆる形式の台湾独立の動きにも揺るぎなく反対し、国の主権と領土完全を守り、両岸関係の平和発展と台湾海峡の平和と安定を維持していく」と強調しました。
その上で、「2016年に、台湾政局に重大な変化が生じ、民進党当局が『九二共通認識』を頑として認めず、両岸が同じ中国の一部であることを認めていない。その為、両岸関係の平和発展が深刻な状況にさらされている」と述べました。
さらに、「両岸の民間が関連分野での交流と協力を引き続き推進し、台湾の同胞、とりわけ台湾の若者が大陸で勉学、就業、起業することに便宜を図る政策や措置の制定を積極的に検討していく。これらの政策や措置は関連当局により現在討議中で、意見がある程度まとまり次第発表される予定だ。その時には、大陸政府が彼らの為に用意した環境から、若者たちにも両岸が本当の家族であることを実感してもらえると信じている」と強調しました。(Yan、む)
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