1
|
この改憲案は昨年の12月10日に、与党の公正発展党(AKP)が国会に提出したものです。実現すれば、トルコは現行の議院内閣制から、大統領が大きな権限を持つ実権型大統領制へ移行することになり、大統領は憲法上の実権を与えられ、首相府が撤廃されることになります。また、大統領は政党への所属も可能で、議席数はこれまでの550から600に増えるということです。
今年1月21日、トルコ国会は賛成339票で改憲案を可決しましたが、賛成票が総数の3分の2にあたる367票に達しなかったため、最終的に国民投票によって決められることとなりました。
今月10日にエルドアン大統領が憲法改正案を承認したことで、この改憲案に関する国民投票の実施が正式に決定しました。(玉華、謙)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |