『2017年「一帯一路」エネルギー・資源投資政治リスク評価報告』が15日、北京で発表されました。
各地域への投資のリスクについて、地域別では、南アジア、西アジア、北アフリカにおけるリスクが高く、中東欧諸国と独立国家共同体の国々への投資リスクが急上昇しています。また、中央アジアは安定的で大きな変化はないということです。
以上の内容について、報告は3つの要点をまとめました。
一、 ユーロの大幅な値下がりが中東欧諸国の為替変動を導いた。
二、 ウクライナ危機発生後、欧米によるロシアへの経済制裁はさまざまな影響を与えた。
三、 国際石油価格の下落が資源生産国の経済にダメージを与えた。
報告はまた「エネルギー協力と投資によって、『一帯一路』関係国のエネルギー面の安全性を高め、地域の貧困を減らし、各国国民の生活を改善できるほか、中国と関係国の協力のための基礎を築くことができる」との見解を表しました。(殷、謙)
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