20161219news2
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中国国家発展改革委員会の徐紹史主任はこのほど北京で、2017年の活動について、「供給側の構造改革をさらに深化させ、対外開放と経済協力を重点的に推し進めていく」と明らかにしました。
徐紹史主任は「来年、世界経済はより不安定、より不確定になるだろう。これは、投資や貿易、流動資本などを通じて、中国の経済と金融の安定化に影響を与えるにちがいない。中国の対外貿易や為替レート、外貨備蓄などの安定維持、外資誘致が難しくなる。一方、世界範囲で進められている経済ガバナンスの構造とガバナンスシステムの再構築は、中国の発展に新たなチャンスをもたらしてくれる。また、『一帯一路』構築の推進は、経済のグローバル化、投資の利便化、貿易の自由化に有利であるだけでなく、国内の余剰生産能力の輸出も、中国の装備、技術基準、サービスの輸出にプラスになるにちがいない」と指摘しました。
さらに、次の段階の活動について、徐主任は「今後、中国は対外開放と経済協力を重点的に推し進め、重要なプロジェクトを確実に建設していく。『一帯一路』の構築に、地方政府が参与するモデルプラットフォームを作り上げていく。さらに、中国とヨーロッパを結ぶ貨物列車については統一したブランド作りに力をいれていく。このほか、余剰生産能力、優良備蓄、インフラ施設といった三つの重点分野をめぐって、国際生産能力協力を積極的に推し進めていく」と述べました。(朱)
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