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チベット自治区政府は3日、高原地域にある牧草地帯の生態環境を保護するための奨励制度について、第13次五カ年計画(2016~2020)期間中の実施内容を発表しました。奨励金は150億元を超えるということです。
この制度について、チベット自治区農業・牧畜局の杜傑局長は「チベット自治区は、奨励制度を2011年から始めている。これにより、チベットの草原地域の生態環境、牧畜業の生産、牧畜民の生活に変化が起きた。2015年に行われた調査の結果、チベット自治区の牧草生産量は8139万9000トンに達し、2010年より4.1%増加した」と紹介しています。
政府の拠出の増加と草原牧畜業の生産方式の転換に伴い、牧畜民の収入は持続的な増加が実現しました。第12次五カ年計画(2011~2015)の期間中、チベット自治区の農民と牧畜民の年平均可処分所得の10%が草原生態保護補助奨励に由来し、ほとんどの県で奨励金が牧畜民の可処分所得の60%以上を占めています。
杜局長はまた、「第13次五カ年計画の期間中、チベット自治区は牧草地の面積を6万6700ヘクタール増やし、家畜飼育技術を強化する方針だ」と明らかにしました。(殷、謙)
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