中国の王毅外相は7日から12日にかけてマダガスカル、ザンビア、タンザニア、コンゴ共和国、ナイジェリアのアフリカ5カ国を歴訪します。

　これについて外務省の耿爽報道官は3日の記者会見で「20数年前から、アフリカは中国外相の新年後の初外遊先となっている。これは中国外交の素晴らしい伝統である。2016年に中国・アフリカフォーラム（ＦＯＣＡＣ）第6回首脳会議（15年12月開催）の合意履行が始まり、1月から9月までに、アフリカ諸国に対する中国の非金融直接投資の前年同期比は31％に達し、7月までに、中国とアフリカ諸国が締結した協力協定は245件で金額は500億ドルを超えた。10月に中国が出資したエチオピアの首都アジスアベバとジブチの首都ジブチ市を結ぶアフリカ初の電気鉄道（総延長約753キロ）が全線開通し、ケニアの首都ナイロビとインド洋沿岸のモンバサ港を結ぶ鉄道（総延長480キロ）の敷設工事が順調に進められ、産業パークと経済特区の建設も計画されている」としました。（ジョウ、kokusei）