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世界記憶遺産の規則修訂は特定国の為にあらず=外務省

2016-12-23 21:12:57     cri    
 外務省の華春瑩報道官は23日、「世界記憶遺産に関する規則の修訂は、プロジェクトが世界の文献遺産と人類の共通の記憶の保護に積極的役割を果たす為にこそ行われるべきで、特定国の政治的私利を満たす為に行われるべきではない」とコメントしました。

 華報道官は当日の定例記者会見で、日本政府が今年のユネスコ会費を納付したとのニュースに対して、こうしたコメントをしたものです。報道によりますと、日本の岸田文雄外相が22日、「日本政府はユネスコが世界記憶遺産の収録制度改革について大きな進展を見せたと考えている」とのコメントを行なったとのことです。

 先ごろ、日本はユネスコへの今年の会費の納入を拒んでおり、一部報道でその原因がユネスコが中国の『南京大虐殺資料』を世界記憶遺産として登録したことにあるとされていました。

 華報道官はまた、「期限内に会費を収めるのは国際組織の会員の果たすべき義務だ。ユネスコの関連機関は現在世界記憶遺産プロジェクトの規則修訂問題を討議している。関連国は建設的な関与をすべきであり、会費納入拒否などの手段で圧力をかけるべきではない」と述べました。(む)

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