2016年中国海外人材交流大会および第18回中国留学人員広州科学技術交流会が21日、広州白雲国際会議センターで開幕しました。

　今年の大会は教育省、科学技術省、中国科学院、国務院華僑事務弁公室、欧米同窓会（中国留学人員聯誼会）、中国共産党広州市委員会、広州市人民政府が共同で主催し、北京、上海、天津、重慶など27都市の関連機関の協賛によるものです。「人材が集い、夢を実現させ、未来を切り開く」をテーマに、「国内外に目を向け、中国全土にサービスを提供」を主旨としています。今大会の会場面積は2万3000平方メートル、参加者は7000人にのぼり、史上最高となっています。

　今年の参加者は外国籍の高い能力を持つ者や、海外留学帰国者、香港・マカオ・台湾からの参加者、華人・華僑の代表などを含む人材です。海外からは、世界各地3000人近くの人材が集まり、その人数は前年を上回っています。そのうち、博士号を持つ者が65％、帰国後に起業を考える者が70％を占めています。欧米や日本などの先進国、また「一帯一路」戦略の沿線国からの多くのハイレベルの人材のほか、国内外の有名アカデミー会員20人あまりが参加するということです。（殷、謙）