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中国、90都市で重度の大気汚染

2016-12-22 15:39:25     cri    

 環境保護省は21日、中東部地域で広範囲に発生したスモッグについて、20日にスモッグが覆った面積は188万平方キロメートルに及び、重度汚染を上回る都市が全国90カ所に上ったと発表しました。

 観測データによりますと、20日に重度汚染を上回った90の都市のうち、54カ所が北京市、天津市、河北省及びその周辺地域であり、全体の60%を占めたとしています。また、特に汚染が深刻であった都市42カ所のうち35カ所が同地域であったということです。

 微小粒子状物質(PM2.5)の1日の平均濃度が最も高かったのは石家庄市で、1立方メートルあたり614マイクログラムに達しました。なお、北京のPM2.5の1日の平均濃度は、1立方メートルあたり376マイクログラムでした。

 環境保護省は、北京市、天津市、河北省、山西省、河南省などの地域における、各警報による応急措置を引き続き実施し、工業系企業の排出削減措置に更に力を入れると示しました。また、重点工業企業の排出削減効果は著しいとしています。

 最新の大気質予測によりますと、22日、冷たい空気の影響により、大気汚染の状況は好転し、北から南にかけて徐々に緩和され、北京市の大気質は中度ないし軽度の汚染にまで緩和されるということです。(RYU、謙)

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