駐トルコロシア大使が銃撃され死亡したことを受け、外務省の華春瑩報道官は20日、テロ襲撃事件を強く非難し、「いかなる理由であれ、テロ活動を行うことには断固として反対する」という中国のスタンスを改めて強調しました。
華報道官は同会見で、シリア問題の解決について「停戦の回復、政治ルートによる和平協議、テロ共同取締りと人道支援という4トラックのアプローチを推進、国連による協調のチャネルをさらに利用し、いち早く政治対話を再開させるべきだ」と指摘しました。
また、シリア問題の解決において中露が手を結んだことへの批判があるとの指摘に対し、華報道官は「一部の重要な国際問題と地域問題において中露が戦略に関する意思疎通と協力を強化することは、平和と安定を促がす極めてポジティブな働きかけだと考えている」とし、中国のテロ取締りに関する国際社会の努力を支持し、関係各方面と協力を望む考えを強調しました。
華報道官はまた、国連安保理が19日にシリアへの人道主義的監督に関する第2328号決議を採択したことに歓迎の意を表しました。(ZHL、む)
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