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CRI紅白歌比べ40周年、ライブ配信を20万人が視聴

2016-12-18 18:01:20     cri    

 対決は5ラウンドに分けて実施。各ラウンドは「ヤング・パワー」、「歌唱力」、「演歌とクラシック」、「懐メロ」、「感謝の気持ちを込めて」をそれぞれテーマに、熱唱が繰り広げられました。

 審査の結果、「ベストパフォーマンス賞」 を受賞したのは、テレサ・テンの名曲「月亮代表我的心(月よ我が心)」を、日中友好を願う心とかけて演奏した日本人グループ、紅組「北松岡川レジェンドBAND」。黒子による演出や、マイクパフォーマンスの「永遠の25歳」発言も会場を沸かせました。

 そして、「最優秀歌唱賞」に選ばれたのは、高校合唱団のメンバー2人で結成した中国人男女ユニット、紅組「南城之声」。心にしみる「千の風になって」を美しいハーモニーで歌い上げました。

 対する白組にも、ちあきなおみの「さだめ川」の演歌節を男声で見事に再現し、審査員の涙を誘った楊朔一選手など、聴き手に深い印象を与えた選手はいたものの、惜しくも受賞には届かず。総合優秀であるグループ賞の栄冠は、紅組が獲得しました。


受賞に驚きを隠せない紅組「北松岡川レジェンドBAND」(右端中国服と黒子役の4人)


協賛企業代表のJIS中村好明社長から賞状を受け取る最優秀歌唱賞受賞ユニット「南城之声」


紅組の優勝発表後、感謝の意を込めて挨拶する
CRI北東アジア中央アジアセンター責任者の張暉副主任

 コンテストの開催に対して、審査員はいずれも高い評価をしています。かつて「北国の春」の中国語訳詞を作りヒットさせた作詞作曲家の呂遠さんは、「40年も継続していることが素晴らしい。大勢の人を動員してきたこの催しを、来年以降もぜひ続けて開催してほしい」と思いを寄せました。また、30年余りにわたり数多くのヒット曲を生み出した作曲家の徐沛東さんは、「中日友好に良い役割が果たせると思う。歌、音楽と文化によって、両国民の草の根での交流を深めることで、一緒になって平和を祈りたい」と歌が持つ力を訴えました。そして、歌のトレーニングのため日本に滞在した経験を持つ歌手のアメリア・ジーさんは「日本にいた頃の思い出が蘇り、懐かしさでいっぱい。音楽、アニメ、映画などのアートが、両国に友好の架け橋を作ることができる」と笑顔をほころばせました。


ライブ配信アプリ「映客」で生中継を担当する趙芸莎アナ(左)、佟同アナ(右)


出演者全員での記念写真

 「CRI紅白歌比べ」はCRI日本語放送のリスナー参加型番組として1978年1月1日に初放送され、2017年元旦の放送で40回目を数えます。中日友好交流の場を目指し、今回はインターネットを通して、広く一般から出演者を募集したほか、中国人と日本人の司会が二か国語で同時進行する方法をとっています。

 さらに、今回は初めての試みとして、公開収録の様子をFacebook、微博(Weibo)などのソーシャルメディアや中国国内のライブ配信アプリ「映客」で生中継しました。集計の結果、中国内外の合わせて20万人がリアルタイムで視聴していたことが分かりました。

 なお、ステージの模様をまとめた日本語ラジオ番組は新年特別番組として、2017年1月1日日本時間19時から、CRI日本語ラジオで放送されます。番組の映像も1日1日以降にCRI日本語サイトにアップされる予定です。また、寧波市の音楽放送FM98.6でも2017年元旦に放送されます。

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