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イラン、米議会上院の制裁延長法案に反対

2016-12-03 14:08:28     cri    
 イランは2日、米国議会上院で「イラン制裁延長法案」が可決されたことに反対の意を示し、「これはイラン核協定の主旨に背くだけでなく、国際法の枠組みにおける内政不干渉の義務に違反するものだ」としています。

 米国議会上院では1日、間もなく期限を迎える「対イラン制裁法案」を新たに10年延長する決議を可決しました。同法案は、オバマ大統領が署名し、成立する見通しです。

 これについてイラン外務省のカセミ報道官は「米国政府は、国際約束の履行に責任を負うべきだ。オバマ大統領は約束を守り、イラン核協定の実行を妨げる、いかなる法律の可決をも阻止すべきだ」と強調しました。

 さらに「イラン核協定の成立以来、イランはこれを遵守し続けている。一方で、協定の実行期間中に現れた新たな変化に注目し、国家の利益と安全を効果的に守る措置を取る用意がある」と述べました。(Mou、謙)

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