中国文学芸術界連合会の第10回全国代表大会が30日午前に人民大会堂で開幕し、国家主席であり中央軍事委員会主席である、習近平中国共産党中央委員会総書記が重要談話を発表しました。

　習総書記は「文学と芸術の従事者は、国と国民から与えられた神聖な使命を見極め、国民と社会主義への奉仕を続け、百花斉放・百家争鳴（様々な文化を開花させ、自由に論争する）のスローガンを守り、クリエイティブな作品をより多く生み出すべきだ。芸術の理想を党と国民の事業の中により溶け込ませ、時代の声を反映し、民族精神の振興を展開する優れた作品をより多く創作し、中華民族の偉大な復興の時代における文芸の高い峰を、努力して築いていかなければならない」と強調しました。

　習総書記はさらに、文学と芸術の従事者に対して、以下の4つの希望を提出しました。

　1. 文化への自信を強く持ち、文化と芸術によって民族精神を発揮してほしい。

　2. 奉仕の精神を持ち、積極的な文学・芸術作品によって国民をたたえてほしい。

　3. 勇気を持ち、クリエイティブな作品をより多く生み、文化イノベーションを推進してほしい。

　4. 芸術の理想を持ち続け、高尚な文化芸術によって新たな社会の気風をリードしてほしい。