国連のハク事務総長副報道官は23日、ニューヨークにある国連本部で世界知的所有権機関(WIPO)の最新報告を引用し「2015年、中国のイノベーターらが100万件を超える特許出願を行い、世界全体の年間出願件数を史上最高の290万件に押し上げ、前年比で7.8%増となった」と明らかにしました。
中国知財局は2015年、110万件を超す特許出願を受理し、世界で初めて単一年度内に受理数が100万件を超えた知財管理部門となりました。この数字は、2位から4位を占めるアメリカ、日本、韓国の出願総数とほぼ同じものとなります。成長率においても、中国は最高の18.7%となり、2位であるヨーロッパの4.8%を大きく引き離すものとなっています。
WIPOが発表した世界知財権指標によりますと、2015年一年で世界ではあわせて124万件の特許出願が認定され、前年より5.2%の増加を見せました。そのうち、中国での認定件数は36万件で、アメリカを超えて首位になっているということです。(殷、む)
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